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振袖着こなしマナー

振袖を着ると、立ち居振る舞いも洋服とは違ってきます。こちらでは振袖をきれいに着こなすマナーやトラブル対処法、お役立ちアイテムと振袖のお手入れをご紹介。これであなたも素敵な振袖美人です。

きれいに着こなす振袖マナー

振袖を着ると、普段どおりに動けず戸惑ってしまいがち。こちらでは、振袖を着た時に役立つ、立ち居振る舞いやマナーについてご紹介。ぜひご覧ください。

行動はいつもより慎重にゆったりと

振袖姿で周囲の視線はあなたにくぎづけです。そんな時こそ振る舞いは慎重に。特に長い袖を引っ掛けないように気をつけて。手を伸ばす時には必ずもう片方で袖口をさりげなく押さえて肌が見えないように。そのしぐさ一つひとつがあなたを優雅に美しく見せます。

車の乗り降りのコツ

「成人式の会場までは車で」という方も多いでしょう。そこで振袖での車の乗り降りのコツをご紹介しましょう。

乗り方
  • 1.まず手荷物を先にシートに乗せます。
  • 2.両方の袂(たもと)を体の前で合わせ、左手に持ちます。そして振袖の上前を右手で軽く押さえて、頭と腰をかがめてシートに横向きに浅く腰掛けます。
  • 3.そのまま上前を軽くつまみ上げ、体を回すように車内に入ります。
    ※車内ではシートに寄りかかると帯が崩れますので、背筋を伸ばし、浅く腰掛けます。カーブ時などは不安定になりますので、どこかにつかまっておきましょう。
降り方
  • 1.乗り方と同様のことに注意して車を降ります。
  • 2.車から降りたら袂を下ろし、振袖や帯の乱れをチェックしましょう。
    こうして車の乗り降りがきれいにできたらあなたは立派な振袖美人です。
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上手に乗り切るトラブル対処

振袖を着ているときにトラブルにあって、パニックに。そんなことにならないよう、よくあるトラブルの対処法をご紹介します。

振袖を食べ物で汚してしまった!

食べ物のシミは油分を含むことが多く、後の処理が大変です。だからまず汚さないことが大切。飲食時は、ナプキンや大き目のハンカチで膝や胸元を必ずカバーしましょう。
もし汚れが付いてしまったら、乾いたハンカチでたたき取り、後はシミ取りの専門家に任せましょう。水やベンジンで拭くとかえってシミを広げてしまうこともあるので注意です。

裾や袂を擦って汚してしまった!

普段着慣れない振袖姿の時は、気付かないうちに裾(すそ)や袂(たもと)を踏んだり階段で擦って汚してしまいがちです。そんな時は着物クリーニングの専門店に任せましょう。
早く気付き修復できるように、振袖を着た後は、まずは脱いだ振袖をすみずみまでチェックしましょう。汚れが見つかったら、その個所をメモし、考えられる汚れの原因を併せて書いておきましょう。そのメモと振袖を専門家に渡すと、汚れの原因に合わせた溶剤で汚れを落としてもらえます。

まずは汚さないように準備しましょう

振袖は高価なものです。汚してしまうとお手入れの手間も費用もかかります。だからこそまず、振袖を汚れにくくしましょう。振袖を水や汚れから守るパールトーン加工もおすすめです。

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とっさのときに役立つアイテム

振袖を着る時に何かトラブルがあってもできるだけすぐ対処できるようにしたいものです。ここでは持っていると、とっさの時に役立つアイテムをいくつかご紹介します。

足袋のスペア

振袖はもちろん、草履も普段履きなれないもの。思わぬところで足袋が汚れてしまうこともよくあります。足袋のスペアがあると安心です。

足袋カバー

足袋のスペアに履き替えるのも大変です。そこで、足袋カバーなら、お座敷に上がる時にさっと外せばいいのでとっても便利。特に雨の日には必需品です。

ハンカチは用途別に最低三枚

まずは手を拭くために一枚。そして飲食時にひざ掛けや胸元をカバーするために一枚。あと一枚は、食べ汚しをしてしまった時のシミ取り用に。ハンカチは最低三枚は持っておくと便利です。

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振袖のお手入れ

いつまでも振袖をきれいに着こなすためには、着た後のお手入れ方法、しまい方なども大切です。こちらではそんなお手入れ方法をご紹介します。

脱いだらまず汚れのチェックを

振袖を脱いだらまずは汚れていないかチェックをしましょう。気付かず特に袖口、袂、上前、襟まわりなどを念入りに。もし汚れが見つかったら、できるだけ早くシミ取りの専門家に相談しましょう。

風を通しておきましょう

振袖で過ごした後は、2〜3時間ほどかけて陰干しして、湿気を飛ばしましょう。もし雨が降っていたら、濡れた所にタオルを挟んでたたみ、晴れた日の正午前後2時間くらいを目安に陰干ししましょう。また、帯や帯揚げ、腰紐などの着付け道具も同様に陰干しを忘れずに。

しまう前の最終チェック

風を通したら、しまう前にもう一度チェックをしましょう。脱いだ時に気付かなかった汗や汚れが黄ばみやシミになることも。汗をかいたなと思ったら、念のためクリーニングに出しておくと良いでしょう。
花總では、クリーニングなどのご相談も承っております。お気軽にどうぞ。

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